医療福祉介護『専門学校説明会』を行いました

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医療福祉介護・専門学校説明会を行いました』

毎日暑いですね。雨にも負けず風にも負けず雪にも夏の暑さにも負けぬと詠んだ、有名な作家がおられますが、この暑さには負けるでしょう。私の名前はこの作家からもらっていますが、完全に名前負けです。さて、7月25日は専門学校の先生にご来校いただいて、医療・福祉・介護の仕事についての説明会を行いました。この分野は社会的ニーズも高く、高校生の進路として大変魅力的な分野ですが、資格・免許の数も多く、求められる適性・能力もそれぞれ異なりますので、ミスマッチな進路を選ぶとたちまち留年・中退の危機に陥いることになります。そこで今回は「理学療法士」「作業療法士」「介護福祉士」「言語聴覚士」の4資格についてご説明いただき、進路研究を深めました。ご来校いただいたのは、奈良市の高の原にある「関西学研医療福祉学院」の先生、奈良県の養成施設としてはパイオニア的存在で、高い実績を誇る専門学校です。私の奈良市勤務時代の教え子も随分お世話になりました。

介護福祉士の資格はこれまでは専門学校等の養成施設を卒業すればすぐに取得することができましたが、2023年度からは卒業後、国家試験を受験して合格しなければ取得できなくなります。2017年度から22年度までは暫定処置期間として、養成施設を卒業後、5年間介護福祉士として勤務すると取得できますので、現在の高校1年生の世代が暫定期間最後の学年となります。一般に資格免許は技術の進歩・高度化に伴い、より細分化され、取得の条件・難易度が上がる傾向にあります。介護福祉士の国家試験合格率は約70%、高いように見えますが、無資格の状態で受験するには3年以上の実務経験と450時間、6カ月以上の実務者研修の受講と修了が必要です。仕事をしながら研修を受け、かつ国家試験対策の勉強をするのは容易とは思えません。

理学療法士と作業療法士の両資格はより専門性が高く、国家試験の受験資格を得るためには、3年以上学び、必要な知識と技術を身につける必要があります。ことに理学療法士は養成課程が4年制大学では医学部の中にあるように、医学や生理学といった理系分野の素養・学力が必要不可欠ですので、だれにでもおすすめできる進路資格ではありません。国家資格や専門性の高い資格はやはりハードルも高いのです。各資格免許についての進路研究はまだまだ入口です。これからも様々な機会を設けて研究を重ねていきますので、積極的に参加をしてくださいね。それにしても、明瞭で的確なご説明と見事なプレゼンテーション、さすがです。先生ありがとうございました。

『医療福祉介護・専門学校説明会を行いました』
『医療福祉介護・専門学校説明会を行いました』
『医療福祉介護・専門学校説明会を行いました』

当日の写真は先に 「学校行事・活動」ページのギャラリーに上げていますので、こちらの写真は最近の授業風景アラカルトです。学院の授業は8月10日までありますので、生徒の皆さん、「夏の暑さにも負けぬ」で登校よろしくお願いします。