2025/03/02
2024年度(令和6年度)第9回卒業式挙行
紅蘭紫菊・二人の卒業生代表が奏でる協奏曲
古都奈良に春の訪れを告げる東大寺二月堂のお水取りも間近に迫る、2月23日日曜日、奈良甘樫高等学院・広域通信制高校慶風高等学校奈良サポート校は2024年度・令和6年度『第9回卒業式』を、昨年一昨年に引き続き、大和高田市片塩町の市民交流センター、コスモスプラザにて挙行いたしました。創立9年目となる今年の卒業式は全国的に大雪警報が発令され、春寒料峭、余寒の卒業式となりましたが、36名の卒業生は万雷の拍手と祝福に包まれて無事母校を巣立って行きました。
36名の卒業生に70名以上の保護者、ご家族のご参列も過去最高で、厳寒の屋外に対し、式場内は春風駘蕩の挙式となりました。厚く御礼申し上げます。今年の卒業式は卒業生の声を受け、来賓祝辞を教職員祝辞に変更し、一昨年同様、二人の卒業生代表が二通の答辞を読み上げる式次第としました。二通の答辞はそれぞれ執筆者の人柄がはっきりわかる、オリジナリティ溢れる名文ですが、二人の答辞が見事に調和して、明るく輝く連星の如く、卒業式に華を添えてくれました。
二通の答辞・満天に煌々と輝く連星の美しさ
来賓祝辞の件も目から鱗が落ちるとはこの事で『お世話になった先生方や卒業生スクールポーターの先輩に述べてほしい』本当にその通りです。形式や因習にとらわれない、生徒第一の学校経営、生徒たちの発想による教育活動とは私の言葉ですが、学びて然る後に足らざるを知り、教えて然る後に困しむを知る、私もまだまだ修行が足りません。生徒たちの言葉通り、かつて答辞を述べた卒業生代表が、教職員として後輩たちに祝辞を述べる光景に涙が零れ落ちそうになりました。
今回の卒業生と保護者様からの卒業メッセージは『卒業生・保護者様の声』VOICE!のページに、掲載いただいた中和新聞社さんの新聞記事は『新聞記事 Press Release 』のページに、その他の写真は『学校行事・学習活動』ページのフォトギャラリー、フォトアルバムに、それぞれアップロードいたしましたのでご覧になってください。名残は尽きませんが、満帆の風を受け、新世界へ意気揚々と船出する卒業生諸君、進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。また逢う日まで!
送別歌は卒業ソングの名曲『旅立ちの日に』
夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。あなたの夢は何か、あなたが目的とするものは何か、それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるだろう。疑わずに最初の一段を登りなさい。階段のすべてが見えなくてもいい。とにかく最初の一歩を踏み出すのです。君たちは星々の光を受けて夜空に輝く惑星ではありません。君たちは満天に自ら煌々と輝きを放つことができる恒星なのです。
旧態依然とした江戸時代、幕末の志士思想家で教育者の吉田松陰、強大な大英帝国の植民地支配下、インド独立運動の父マハトマ・ガンディー、奴隷解放宣言後も根強く残る、差別や偏見と闘ったアメリカ公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キング牧師、古今東西、文化や文明を問わず、夢や理想を持ち続け、絶えず努力や挑戦を続ける者にこそ、幸運の女神は微笑むのではないでしょうか。卒業生と保護者の皆様の夢と希望に満ち溢れた未来を心よりお祈り申し上げます。
ご卒業おめでとうございます!Congratulations!
卒業式と学校行事リンク集
思い出の学校行事・卒業式のフォトギャラリー
本年卒業生が在校生として活躍!昨年の写真集
初々しさが光る!新入生時代のフォトアルバム
『卒業生・保護者様の声』VOICE!メッセージ
『新聞記事・Press Release』スクラップブック
学院からの『お知らせ』最新記事はこちらです
学院『公式ブログ BLOG』最新版はこちらです
第8回卒業式『春和景明・桜梅桃李』雲外蒼天
第7回卒業式『二通の答辞・さらば青春』2022
大和高田市市民交流センター・コスモスプラザ
フラワースタンド『Le*Soleil』ル・ソレイユ
広域通信制慶風高等学校・オフィシャルサイト