2017/11/30
芸術体験学習・アフリカンドラム
「Djembe ジェンベ」アフリカの響
奈良甘樫高等学院では11月29日(水)に秋の芸術活動のフィナーレとして、西アフリカの伝統音楽と文化の体験学習を行いました。題して「Djembe ジェンベ」アフリカの響です。
講師には奈良県内を中心に広く演奏活動をされている丸田清重先生をお迎えし、ジェンベ・ドゥヌン・ケンケニなど西アフリカ各地の民族楽器を使って、 Djole (ジョレ)という、ギニア、シエラレオネが発祥とされる舞踊楽曲に挑戦です。
アフリカと言えばピラミッド、サハラ砂漠、熱帯雨林、サバンナ、野生動物など何となく学校の授業で聞いたことがあるようなないようなと私たちには少し縁遠い地域の印象がありますが、オクラやごま、ひょうたんなど伝統的日本料理の食材の原産地でもあります。
地理的には遠いアフリカですが音楽の世界ではすでにメジャーな存在で、世界各国のミュージシャンたちは音楽シーンの中にアフリカのパーカッションや楽器を競って採用しています。生徒たちも見慣れない楽器から BGM や伴奏でよく耳にする音が出るのに驚いた様子でした。
遠くて近いアフリカ・西アフリカのリズム
遠いようで以外に身近なアフリカに今日は音楽とリズムで触れてみることにしましょう。教室には珍しい楽器がズラリと並び、それだけで異文化の雰囲気満点、音も歌詞も複数の複雑なリズムとコール&レスポンスからなる独特なものです。
マリやコートジボワールなど西アフリカ諸国の地理と歴史、民族のお話が終わると早速練習開始です。弦楽器や管楽器と違い、太鼓や打楽器は叩けば取り敢えず音はでますが、果たして演奏までできるでしょうか?
結果は案ずるより産むがやすし、語学・音楽は若いうちにと言いますが、高校生たちはリズムを掴むのも早い!私の杞憂をよそに3時間の体験学習は大いに盛り上がり、なかなか見事な演奏で大団円となりました。
人類の歴史とともに遥か古代から伝えられてきた楽器だからでしょうか、太鼓の音とリズムには聞いているだけで何か心に響くものがありますね。丸田先生ありがとうございました。当日の様子は奈良新聞社さんにも取材していただきました。掲載記事が「新聞記事」のページにありますのでご覧ください。
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